眺めのいいブログ

人生は参考文献だらけ

美術手帖がテレビドラマを特集した。

美術手帖2月号を買った。特集はテレビドラマについてだ。

これまで大衆文化の1つだとされてきたテレビドラマが、「美術」を扱う雑誌に特集されるのは、面白い現象だと思った。歌舞伎や浮世絵みたいだからだ。

 

美術手帖2018年2月号

美術手帖2018年2月号

 

 

江戸時代、歌舞伎・浮世絵は大衆的商業的なものであったそうだ。しかし時を経て、現在、歌舞伎・浮世絵は日本の芸術・美術として考えられている。このように、時間の経過とともに、テレビドラマも芸術・アート・美術の仲間入りをしていくのだろうか。

まあ、面白いドラマなら、属性なんか何でもないと思ってしまうけれどね。

ぺらぺら喋る。

Netflixのドラマ『このサイテーな世界の終わり』に

「静寂に音がある」という言葉が出てくる。f:id:utoka22:20180216020939j:image

わたしは、親しくない人・距離感が掴めない人との間で生じる、静寂の音が苦手だ。だからヘラヘラとペラペラ喋る。ジェームズのお父さんみたいにペラペラと喋って、自分の声で静寂の中にある音を掻き消す。静寂の音を聞こえなくするのだ。