眺めのいいブログ

親愛なるキティーへ。

タイ王宮内のテキスタイル博物館が素晴らしい。

1960年6月、現タイ国王のご両親であるラーマ9世とSiriKit王太后アメリカに1ヵ月滞在したのち、15程の西洋諸国を訪問された。その際に王太后が実際にお召しになったアフタヌーンドレスやスーツなどのDaywear類、イブニングドレス・イブニングスーツのEveningdress類、お帽子・くつ・衣装用キャリーケースなどの小物類が、タイ・バンコクの王宮内に位置するテキスタイル博物館

QUEEN SIRIKIT MUSEUM OF TEXTILES

Fit For A Queen – QUEEN SIRIKIT MUSEUM OF TEXTILES

で展示されている。

Fit For A Queen展は美と気品で溢れた展覧会だ。豊かで奥深い衣装の世界を味わえる。クラシックなデザインのものから、タイの要素を組み込んだドレスまであり、どの服飾品も、それ自体の魅力が最大限に発揮されるようにディスプレイされており、目の保養にぴったりの空間であった。

 


QSMT Fit for a Queen

展示品はさることながら、そのキャプション内容や展示品に関するパネルも面白い。興味深いことが書かれていて、新しい事を楽しく知ることができる。私は展覧会を通して、次の3点を新たに知った。

 

まず、1960年あたりのタイとアメリカの関係のこと。当時、タイはアメリカをはじめ西洋諸国と関係を強化することを望んでいたが、アメリカにとってもタイは重要な国家だったようだ。南アジアの各国が共産主義を取り入れていく中で、タイだけは違ったためだ。アメリカはタイを共産主義に対抗するための場所にしたかったみたい。だから、1960年のタイ国王夫妻のアメリカ訪問は双方にとって重要な意味を持っていた。

私のこれまでの人生では、日米関係とか米中関係以外で、アメリカとそれ以外の国との関係について考えを及ばせたことがほぼなかった。なので、タイとアメリカの関係に目を向けるのは、新鮮だった!

 

続いて、Pierre Balmain さんのこと。この1960年アメリカ・西洋諸国訪問のためのシリキット王妃のワードローブ製作は、ピエール・バルマンさんとともに行われた。ピエール・バルマンさんは、バレンシアガ・ディオールと並ぶ「3代デザイナー」だそうだが、私は知らなかった。勉強になった!

www.vogue.co.jp

最後に、服と表象関係のこと。Fit For A Queen展を見ていると、自身が身に纏うものからどんな意味合いが発されているのかに王妃が多大な注意を払っていたことが分かる。西欧社会の文化や社交界のマナーを理解していて、かつ、タイらしさやタイのオリジナリティーも熟知している。そんな姿を体現するため、お召し物に力を入れられたようだ。つまり、王妃を始めタイの代表の方々のお召し物は、タイという国家がどのような国なのかを表すためのツールでもあるのだ。シリキット王妃達の服装や振る舞いは、アメリカやヨーロッパ諸国の主要人物が、タイがどんな国であるのかについて判断するための材料のひとつであった。

私は大学の授業で視覚文化論系の講義を聞く機会があったんだけど、まさにその講義内容の具体例!という感じで、ストンと入ってきたし、やっぱり王族貴族の方々って気を遣わなければいけない点が多くて大変そうだな〜〜という至極当たり前のことを再び認識した。ドレスを美しく着こなして、宮殿や壮大な建築物の中で繰り広げられる社交界の中でいろんな人と交渉事を捌いていくのに憧れがあるので、、。

展覧会鑑賞後は、併設されているミュージアムショップへ。もちろんショップ内も美しい。この壁紙、おしゃれでしょ?

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私は、知的好奇心を満たすという名目で(実際はお家での目の保養のための観賞用)図説を購入。 非常に満ち足りた足取りで、博物館を後にした。

 

ところで、この博物館は王宮の迎賓館などがあるエリアに位置している。そのため、エメラルドブッダがあるゾーンに比べたら、人が少ない。また外国人観光客は観覧料が無料だ。何より、博物館内はクーラーが効いていて涼しい!ぜひ王宮を訪れた際は、このテキスタイル博物館も見学してみてほしい。Fit For A Queen展は2019年1月30日までだそうだ。また、この博物館はタイはもちろんアジア全般のテキスタイルを保存収集している。現在は、バティックの展覧会も開催中みたい。

A Royal Treasure: The Javanese Batik Collection of King Chulalongkorn of Siam – QUEEN SIRIKIT MUSEUM OF TEXTILES

宝塚効果〜宝塚グラフを読んで素直な心に〜

私には、自分への指導やアドバイスを斜に構えて受け取ったり必要以上に落ち込む節がある。何か指摘や注意を受けたりすると、「ちゃんと聞かなきゃ!」と頭では思いつつも、「どうせ、やっぱり、私なんて」とか「そんなこと言われても!」とウジウジすることが多かった。しかし、宝塚 GRAPHでトップスター・トップ娘役さんたちの舞台裏に関する対談やインタビューを読み、ジェンヌさんたちが様々なご指摘を受けていることを認識するうちに、自分に対するフィードバックに向き合うハードルが低くなったのである。

例えば、2018年7月号「SPOTLIGHT望海風斗」での「小池先生からは「セールスマンみたい」と言われてしまって」(通巻854号)や10月号「mit真風涼帆・星風まどか」による「先生からの厳しいダメ出しも、しっかり受け止めて、めそめそしないもんね。」「最近は落ち込まなくなってきました。」(通巻857号)を見て、正直びっくりした。どの生徒さんも沢山の観客の前で、舞台の上で、堂々と素晴らしいパフォーマンスを見せてくれて、夢のような空間と時間を作り出してくれる。そんなジェンヌさん達であっても、先生から指導を受けていて、時に落ち込むこともあったのか!、と、驚いたのだ。

www.tca-pictures.net

よく考えたら、舞台に立つために歌劇団の方々が血の滲むような努力を重ねているのは当たり前のことなんだけど、当然ながら皆様そんな素振りは一切見せないため、大劇場で公演を見るとつい、ジェンヌさん特にトップの方々が、元から完璧で非の打ち所がない人であったように思えてくる。だから、宝塚GRAPHを読み、良い作品を作り上げるためハードな稽古を積んでいることを改めて認識できてよかった。あのパーフェクトなトップの方々でさえ、指導を受け、時に落ち込むことがあっても改善を重ね、努力されているのだから、その100分の1ぐらいしか頑張っていなくて(100分の1も盛り過ぎかもw)基本グータラしている私が、先生方・先輩方から指摘やダメ出しをもらうのは、自明である。むしろ、ダラダラな私を見放さず向き合ってくれて有難いもんだ。今後、何かフィードバックを頂いた際は、宝塚GRAPHの内容を思い出し、素直に受け止めていきたい。

 

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ところで、雪組公演ファントムは鑑賞できないかも、と不安。というのも、チケットの購入ができなかったため、当日券ゲットを頑張るしかない。どの公演の当日券を取るかだけど、出来上がりつつある?終盤の公演を見るのが好きという私の趣向と、卒論とアルバイトとの兼ね合いで、11月ではなく12月に当日券を求めて並ぶつもりでいた。12月は11月に比べて寒いから当日券組は減るかな、とかいう甘ーい見通しも立てていたし。でも11月末になって思うのは、12月に入ってもやっぱりチケットを取るのは大変そう。千秋楽が近いし、何なら千秋楽だけじゃなくて私の卒論の締切も近付いていて、卒論進めなきゃだし、卒論のためにバイトもあまり入れず金欠だし。そんなわけで、ファントム鑑賞の実現性は依然として低い。そこで今回の反省を踏まえ、とっとと次回の星組公演のチケットを押さえようと思う。その後に卒論のスケジュールを考える٩( ᐛ )و

※追加

霧深きエルベのほとりのチケット買えました!楽しみ!

漢南洞のおしゃれスポット、サムスン美術館。

先週、サムスン美術館リウムに行きました。その記録です。

 

美術館の概要

リウム美術館には、三星文化財団コレクションの作品が展示されています。三星文化財団は、財団名にある通り、サムスンによって1965年に設立され、韓国の古美術品を中心に収集・研究を始めました。戦後の韓国美術の流出を防ぐことがきっかけだったそうです。1980年半ばからは、古美術に加え、海外の現代アートもコレクションに加わり始めます。そんなわけで、サムスン美術館リウムでは、韓国の伝統美術はもちろん、韓国内外問わず、近現代美術のアートシーンも鑑賞できるのです。


Introduction to Leeum

サムソンって色んな意味で話題に上りますが、国を代表する企業が芸術文化を大切にする姿勢をきちんと見せている点は良いなと思います。

リウム美術館の施設は、常設展会場のmuseum1とmuseum2、企画展会場の児童教育文化センターから構成されています。

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かなーり広いです。

行き方と入場

ハンガンジン駅1番出口を出て、道なりに坂を登ります。そうすると程なく、下の写真にある「リウムこっち」みたいな案内が見え始めました。あとは出てくる案内に従うだけ。3分ほどで到着します。

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入場料は通常10,000w。ですが私は学生なので5000wでした!学生や24歳以下の場合(他にも該当する場合があるので各自確認を)、5000wに割引されるみたいです。

さらに1,000w支払えば、多言語対応の音声ガイドを借りられます。これ、めっちゃ便利です。日本の博物館美術館にある、一昔前の音声レコーダーのようなタイプのガイドじゃないんです。下の動画にあるように、当館の音声ガイドはスマホ型で、作品のそばにあるセンサーに反応すると作品の解説が自動で流れます。もちろん、その作品の前に行かなくても、画面を操作すれば館内のどこでも、気になる作品情報や画像を調べることができます。加えて、作品だけでなく、館内案内図なども確認できるので、とても便利です。


디지털 가이드 사용안내 영상 (Leeum Digital Guide)

反対に、展示室の作品の解説には、作品名や画家名、制作年など基本情報しか載っていなくて、キャプションも殆どありませんでした。なので、音声ガイドを借りる事を強くオススメします!

見学と感想

いよいよ見学スタート!順路は、韓国の古美術が展示されているmuseum1からです。museum1はなんと4階構造で、4階から下りながら作品を鑑賞していきます。museum1の展示空間では、暗い空間の中に照明を浴びた作品がポワッと浮き出ているタイプの見せ方がされていました。(撮影禁止なので写真ないです)

各フロアの中心となっている展示物は、

4階が高麗時代の青磁

3階が朝鮮時代の白磁

2階が山水画

1階が、仏像や仏塔などの仏教美術・青銅器など古代の遺物

でした。

leeum.samsungfoundation.org ↑古美術の収蔵作品を確認できます。

わたしは4階と3階が一番気に入りました。焼き物の、青と白がとっても綺麗。

続いてmuseum2です。3階まであり、韓国内外の作家による戦後以降の作品が展示されています。陽の光が入ってくる構造になっているmuseum2。訪れた日は快晴だったので、木漏れ日の中、作品を鑑賞できました。

わたしは現代アートに詳しくなく、深いところは全然理解できていないですが、見た目だけで判断するなら、バフハウスの系統を引き継ぐ作品や、50年代のミニマリズム系のような、シンプルで色彩の実験的な作品が好きです。なので、キャンバスに単色バーン!!的な絵が印象に残っています。

leeum.samsungfoundation.org

所要時間

展示されている作品を全部見たら、3−4時間ほどが過ぎていました。結構、時間が必要です。

ですが!!音声ガイドに、「40分コース」と「60分コース」の2つの短縮コースが用意されていたのです!museum1・2合わせて、選ばれた30作品前後が画面にリストアップされており(もちろん解説も含めて)、それに従えば、効率よく見学できると思われます。

このシステム、めっちゃいいですよね。このおかげで、ちょっとした空き時間にも手軽に美術鑑賞できちゃうんです。短時間で展覧会を見学する場合、「あー、こっちを見るべきかな、いやあの作品かな、、」といった迷いが生じがちですが、既にコースが設定されていることで、悔いや迷走のない鑑賞ができるのではないでしょうか。こういった面からも、サムスンの音声ガイド借用がおすすめです!

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芸術の秋にぴったりな時間をサムスン美術館リウムで過ごすことができ、充実したひと時でした。

 

 

iCloudフォトライブラリが機能しない。

我がApple製品におけるiCloudトラブル

先月私は、iCloud フォトライブラリが機能しない、という問題と格闘していた。どのようなトラブルだったかというと、ちゃんとしたWi-Fiに繋がれ、50GBのiCloud容量に設定しているため少なくとも30GBの空きがあり、iCloudフォトライブラリの設定をオンにしているにも関わらず、「アップロード中」表示のまま、私のiPhone6sPlusの写真アプリから写真が一枚もクラウド上へアップロードされないのだ。写真を同期できないというトラブルである。下の画像の状態が、過去1年半ほど続いていた。おそらく。iPadを新しく購入した事がきっかけとなって、この問題を認識することができた。iPadの写真アプリから、iPhoneで撮影した写真を見ることが出来ないし、iPadで撮った写真をiCloudフォトライブラリにアップロードすることも不可能だったからだ。ちなみに、iCloudドライブはうまく使えていた。

 

 

 

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月に130円を支払っているのにクラウド機能を使えていないなんて!!!!!!!!という怒りとイライラの感情から、何が何でも!快適フォト生活を送るのだ!というクラウドへの熱い気持ちが燃え立った。そこで、今回は私のフォトライブラリを得るための道のりを記していきたい。

 

トラブルシューティングAppleスペシャリストの指示

さて、取り敢えず上記のトラブル内容をググってみると、

【iCloud】写真が同期されない時の対策 – IT海外

↑のサイトがApple公式サイトの次に出てきたのだが、ここで指示されているオンオフ切り替え・iCloudのサインアウトサインインを試すも、一向に解決せず。困り果てた私は、Appleサポートのチャット担当の方に連絡し、最終的に、Appleスペシャリストの方と電話を繋いでもらった。

スペシャリストの方と状況を今一度確認したあと、

 

  • 設定→一般→リセット→「ネットワーク設定をリセット」を行い、Wi-Fiを繋ぎ直し、写真がアップロードされるようになるか確認する。

 

という指示がまず出された。しかしうまくいかない。続いての指示は、少し複雑な内容だった。

 

  • バックアップがちゃんと取れていることを確認した上で、設定→一般→リセット→「すべてのコンテンツと設定を消去」を行う。
  • 新しいiPhoneとして設定」し、その際、iCloudにはサインインしない。
  • 何でもいいので、写真を数枚撮影する。
  • ここでiCloudにサインインし、フォトライブラリにアップロードされるか確認する。

 

という流れだ。
だがしかし!この手順を踏んでも、一向に私の写真はアップロードされない。
そのため、新たな指示を受けた。先ほどの指示内容に毛が生えた感じの手順であった。

 

  • すべてのコンテンツと設定を消去」する。
  • 今度はAppleIDとパスワードを入力して、サインインする。
  • バックアップを復元する。
  • Cloudフォトライブラリをオフにする。
  • iCloudに保存されているバックアップを削除する。(さらに大きな容量を空けておくことが狙いだそうだ。)
  • 十枚程度写真を撮影する。
  • フォトライブラリをオンにする。

 

この指示を承ったところで、私を担当してくださったスペシャリストの方の退勤時間が近付いてきたため、電話は一旦終了となった。
Appleサポートのスペシャリストの方は、本当に丁寧な対応をしてくださった。私を見放さず、トラブル解決に向けて寄り添いながら、方法やその指示の理由を説明してくれる。だからなのか、ここまで親切にしてくださったにも関わらず、全然解決に向かわなくて、こちらがいたたまれない気持ちになってしまった。Appleスペシャリストの方には、感謝の気持ちと、お時間を取らせてしまった割に上手くいかなくって何かごめん!という気持ちでいっぱいだ。

そんなわけで、「スペシャリストの方と私のこれまでの時間が報われますように」という思いで、最後に指示された内容を実践してみる。
はい!!!!!それでもアップロードは開始されない!!!!!

英語版のAppleコミュニティサイトでは?

次の日、私は再びインターネットの海に戻っていた。実を言うと、Appleサポートのスペシャリストの方は「試してもダメだったらまた連絡してください」と内線番号を伝えてくださったのだが、なんかもう、億劫だった。別に先方が悪い訳では決してない。自分の気持ちの問題だ。そのため、インターネットに再び舵を切った。

さて、“iCloud Photo Library stuck”などと検索すると、同じような状況に陥っている人を見つけることができる。

 

iCloud Photo Library stuck on 1% | Official Apple Support Communities

 

forums.imore.com

仲間が見つかって嬉しかったものの、解決策が載っていない。私がこれまで試した方法を提示された上で、結局「それじゃAppleに直接問い合わせてみて下さい。」で終わるのものが殆どだった。私は「いやAppleに尋ねてみても解決せんかったんよ!!!Appleへの問い合わせを打診されたネット上の皆様、最終的にどうなりましたかぁーーーー!?!?」という疑問で溢れた。そんな状態で、今までの経緯を仲の良い友人に話した所、私が全く想定していなかった一言をもらった。

     

 

       「新しいAppleアカウントを作ってみたら?」 

 

 

 

新しいAppleIDに移行する際に気をつけたいこと

結論だけ言うと、新しいAppleのアカウントでiCloudを使ってみたら、全写真をフォトライブラリにアップロードすることに無事成功した。現在はiPadからもiPhoneで撮影したこれまでの写真をちゃんと見ることができる。ありがとうお友達、本当にお疲れ自分。持つべきものはAppleに詳しい友達だね。以下が新しいAppleのアカウントにするときに私が気をつけた点だ。

新しいAppleアカウントを作る前に

  • そのAppleのアカウントで購入・課金しているサービスを停止する。具体的にはiCloudの容量変更、Appleミュージックなど。
  • 1番使いたいメールアドレスを新しいAppleIDに設定できるように、必要があれば、これまでのIDを違うメールアドレスに事前に変更しておく。

新しいAppleアカウントを作ったら

  • 新しいアカウントでiCloudにサインインしたら、まずフォトライブラリへアップロードされているか確認する。バックアップはまだ取らない。
  • フォトライブラリへのアップロードが完了した後に、バックアップなどの作業をする。

 

↑私だけのケースだったかもしれないが、最初にバックアップを取ろうとしたら、写真が、黄色帯の「写真」ではなく紫色での「バックアップ」として分類されたので、注意した方が安心かもしれない。

 

前アカウントで購入や登録したデータについて

移行する前のアカウントで購入したiBookでの本・マンガやiTunesでの音楽を引き継げるのか、不安だった。しかし、本も漫画も音楽も、新アカウントに切り替わった今でも問題なく鑑賞できる。ただし、何故か分からないが、中島みゆきの歌だけが聴けなくなってしまった。悲しい(´・ω・`)
また、Safariに登録したブックマークなどを引き継ぐかどうかについての質問が途中で出てきて、引き継ぐことを設定できた。

バイスのブランドを統一することについて

今回のトラブルを通して、これが、全ての製品をAppleで揃えることの弱点なのかなと思った。Apple提供のサービスが、全て問題なく、または、問題があってもすぐに解決されて、滞りなく利用できれば、こんなに素晴らしいことは無い。非常に便利だ。しかし、トラブルが発生し、しかもそれが自分にしか起こっていないようなマイナーな問題で、Apple製品の何かを使えなくなった場合、最悪である。作業は滞るし、アンフェア感に苛まれる。みんなと同じ高価な額を払っているのに何故同じサービスを受けられないのか、という不公平感だ。

さらに、Apple製品は独自性が高い。だから「じゃあもうこの際、違うブランドの製品に乗り替えよ」と思っても一苦労である。そのため、Dropboxのように、様々なOSやソフトで使うことのできる、クラウドワーク向けの製品の便利さ、ありがたさを改めて実感した。

最近、Googleの新しいスマホや2in1なども出てきたことだし、今後私はどのブランドの製品を使っていきたいのか、また考えようと思った。
そうは言っても、Apple製品めっちゃ好きだけどね。特にiPad。娯楽生活と論文を読むのには欠かせないですね。

あと、りんご繋がりで、タマノイ酢のリンゴ味のはちみつ黒酢ジュースがとっても美味しいです。

 

 

 

宝塚初心者によるエリザベートの感想。

9月22日(土)に宝塚大劇場月組公演 『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 | 宝塚歌劇公式ホームページを観劇しました。

このエリザベート観劇は、私にとって特別で忘れがたい劇場体験となりました。というのも、今回私は初めてのひとり観劇で、初めてのS席で、初めての宝塚版エリザベートだったからです。本当に素晴らしくて、ずっと夢心地でした。「ああ、この舞台がずっと続いてくれたらいいのに。終わらないで。」と何度願ったことか。

観劇後の現在、iTunesで2016年宙組版のエリザベートの音源を購入し、毎日聴いています。 CD発売まで我慢ができませんでした!だからなのか、1週間経つ今もまだ、エリザベートの余韻が抜けません。こんな気持ちになったのは、今から8年ほど前の中学2年生の春休みに、劇団四季の名古屋劇場(当時は伏見)で見た『オペラ座の怪人』以来です。今の私は、クリスティーヌに出会ったファントムもしくはエリザベートに出会ったトート状態です。そのため、勢いで宙組公演 『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』『異人たちのルネサンス』 | 宝塚歌劇公式ホームページのチケット買いました♡

さて、忘れがたい劇場体験になった理由はもうひとつあります。それはキャスト変更です。その日は美弥さんの体調不良によるキャスト変更があった日でした。

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つまり、私の初めての宝塚版エリザベートは、DVD/CDなど出回る円盤の記録には残らないキャ スティングの回だったのです。(みやさんを始め関係者ファンの方々には申し訳ない気がします が、、、。でもみやさん復帰されたみたいで良かったです^^) そこで、私の気持ちが新鮮な今のうちに、「宝塚のエリザベートはこうあるべきだ」という固定概念?が生じていない今のうちに、宝塚版エリザベート初体験の私の感想を書いておこうと思います。

はじめに:私と宝塚とエリザベート

私の初めて&直近の宝塚体験は、今年の5月末に見た星組公演『Another World/Killer Rouge』です。同じ学科だった大学の先輩に導かれて観劇しました。この時も「宝塚楽しい!また見たい!」と思ったのですが、何せ当時の私は就活でバタバタ(そう私は大学4回生です)。就活に加え、大学のゼミもあったので(就活は終わったけどゼミは今もある)、中々劇場に戻ってこれませんでし た。なので、今回のエリザベートが4ヶ月ぶり2回目の宝塚観劇です。そして私はまだまだ宝塚初心者なのです。 といってもエリザベート観劇経験はありました。東宝版のエリザベートを、高校生の時に中日劇場で(この劇場も今は無い..)で見たからです。宝塚には詳しくないけどエリザベートはちょっと知ってる、そんな状態でエリザベート鑑賞に参りました。
ではここから、具体的な感想を述べていきます。

寄り添いたくなるキャラクター達。

エリザベートの登場人物たちって、演じ方や我々の見方・アプローチの仕方によっては、全く共感 できない人物・観劇者側の我々とは違う人間だと一歩引いて見てしまう人物になってしまうと思 うんです。そもそもエリザベート自己中やろ~、とか、どうせトップ層は我らパンピーと違って大 変なんでしょハイハイ、と思いかねないというか。でも、今回の月組公演のエリザベートでは、そんな事は全く感じなかったです。むしろ、共感できて応援したくなるキャラクター像でした。エリザベートもフランツもルドルフも、みんなそれぞれの状況でベストを尽くそうとしているのに、 どうして上手くいかないの...みんなを幸せにしてあげて...と思わず祈りたくなる感じ。
こういう思いが芽生えたのは、やっぱりジェンヌさんたちのお力のお陰でしょう。 

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月城さんフランツは良い人だけど。

月城さんフランツはとっても綺麗なお顔で、かっこいい!イケメンというよりハンサムな感じ。そんな月城さんフランツを見て、誰に対しても優しくて良い人であるのがフランツなんだろうな、という印象を受けました。みんなに対して良い顔をしているから、その分、気苦労や疲れも多そうと、勝手に憂慮してしまいました。だからこそ、フランツが結婚式の夜にお母さんとの会話内容や、“宅配”を受け取ってしまったことにも納得がいきます。あのフランツならやりかねん、みたいな。
そんなわけで、今回の観劇を通して「良い人≠自分にとっての良いパートナー」ということを肝に命じました。親に背けない大人、とくにマザコンだめ絶対。

「私だけに」は人生のテーマソング。

愛希さんのエリザベート、本当に凄かった。特に、1人の女性が成長成熟していく様子の表現力!少女時代はジャジャ馬でおてんば娘なのに、劇が進むにつれ、品格と貫禄の溢れる大人の女性へと、ナチュラルに移行していてビックリ。それでもって、全体を通して生命力に溢れている。その中でも私が1番心を打たれたエリザベートのシーンは、結婚したての頃に歌う「私だけに」のシーン。歌から、自由に生きることを諦めない強さと、長いものには絶対に巻かれないという反骨心? みたいなものを感じ取れたからです。私は来年の4月から会社員になるけれど、今のこの「私だけに」のシーンで見たこと聴いたこと感じたことは絶対に忘れちゃダメだ、と思いました。この厳しい世の中を生き抜いていくには「私だけに」で歌われている精神が必要となるのではないで しょうか。

Death Himselfとトート

変化していくエリザベートに対して、珠城りょうさんのトートからは、不動・静・落ち着き払った印象を受けました。必要以上に感情をむき出しにしないトートだったと思います。私、そんなりょうさんのトートを見て、やっとこさ、トートは概念であるということ・Death Himeselfであるということ、の意味を理解できたような気がします。東宝版エリザを見た高校生の時の私は、こういったことを全然意識できていませんでした。単なる三角関係の恋愛ドラマだと捉えていたのです。でも今回の公演で、エリザベートの深い内容にも考えを及ばすことができ、同時に、自分自身のその変化?成長?具合にびっくりしました。東宝版を見た時の、高校生の頃の私が割と浅はかだったというのもあるかもしれませんが、高校・大学と自分なりに経験を積んで、いろいろと思うことや考えが溜まった状態で観劇できたから、今回のこのキャスティングでの舞台が、こうも突き刺さったんでしょうかね。いずれにせよ、見るべき時に見るべきものを見られた♡ナイスタイミング♡ありがとうございます♡という気持ちでいっぱいです。

最後のダンスがすき。

個人的には、宝塚版の「最後のダンス」の振付演出の方が、本家ウィーン版や東宝版のよりも好きです!もし映像だったら、ウィーン版・東宝版の振りの方が色っぽくて絵になるかもしれないけれど、舞台で見るんだったら、宝塚版の「最後のダンス」の方が楽しいなと感じました。舞台空間を満遍なく上手に使っている感じがしませんか?

おわりに:宝塚は最高!

宝塚版エリザベートで私が好きな点のひとつに、一体感があります(これは宝塚の他の作品でも言えることですが)。ジェンヌさんたちはもちろん、客席の一体感も最高です。特にフィナーレ(名称あっているのかな?カーテンコールに当たる時間です)での惜しみない拍手と手拍子。ちなみに私は、フィナーレの最中に「来世に期待」ならぬ「黄泉の国に期待」というフレーズを思いつきました(既にあるかもしれない)。 とにかく、大劇場でのエリザベートの時間を思い出すと、今でもうっとりとした気持ちに浸れます。 素晴らしい舞台を見せてくださったジェンヌさんたち・スタッフの方々はもちろん、宝塚関係者 の皆様、並びに私のチケットを確保してくれたお友達には感謝の気持ちで一杯です。こんな贅沢な 観劇体験をできた私は本当に幸せ者です。

東南アジア諸国の首都以外の場所を観光するなら。

先週、タイのバンコクチェンマイに旅行に行きました。旅行準備の時に、日本のガイドブックには首都や有名な観光地以外の場所の情報があまり載っておらず、調べづらいと感じたので、英語のガイドブック類もたくさんチェックしました。あとはもちろんインターネット情報も。今回は、気に入ったガイドブックとアプリ等の感想を中心に記録します。

 

タイ旅行で便利だった紙のガイドブック

定番のlonely planetシリーズ

日本でも、西欧圏から来たと見られる観光客が、このシリーズのガイドブックを手にしている姿をよく見ます。本の見方に慣れるまで読み辛く感じることもあるかもしれませんが、とってもおすすめです。このlonely planetシリーズは情報がとにかく豊富。読み応えがあります。

 

Lonely Planet Thailand (Travel Guide)

Lonely Planet Thailand (Travel Guide)

 

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観光地の見所紹介はもちろん、交通方法や礼儀エチケットも扱っていて、さすが~、痒いところに手が届く・抜かりない!という印象を受けました。

さて、lonely planetでは『るるぶ』等に比べて、幅広いエリアが扱われています。タイについてのlonely planetでしたら、バンコクプーケット等の有名所だけでなく、チェンマイを始め、北部や東北地方などタイ全国の観光スポットを網羅しています。そして、本の構成がしっかりしている事も特徴のひとつでしょう。冒頭にタイについてのざっくりとした紹介が来て、その後、章ごとに地域別の詳しい説明が続きます。

そのエリアを説明する観点も、日本の一般的なガイドブックより充実している気がします。どのエリアも、下の写真に記されているようなルールに沿って、項目別・サイン別に説明されていきます。

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例えば、Sightsの項目では博物館・美術館・寺社仏閣が、Sleepingでは宿泊所が、Shopppingでは地元の市場や現代的なモールについてが案内がされている、という仕組みです。そのため、どの訪問地であっても見るべき場所・お買い物を楽しめる場所を見つけることができます。特に、ℹ︎information&Transport と ☆Must-visit recommendationの記号が役に立ちました、☆印の所に行っておけば間違いないないっしょ的な安心感。あと、どの章でもその場所についての簡単な歴史的背景が解説されている点も特徴ではないでしょうか。やっぱり、その場所の文化や今に至るまでの時間には敬意を払って観光したいな、と思います。

わくわくして役に立つ地図、Nancy Chandler’s Map

何と言っても見やすい!分かりやすい!この地図のオリジナルはNancy Chandlerさんという方によって作られ、PDF版の地図も販売されています。

nancychandler.net

公式サイトによると、このNancyさんはデザイナー(グラフィックデザイナー?)で、かつタイに住んだ経験もあるようです。やはりデザイナー&タイ経験者だからなのか、地図に色が多くても色が散らばっておらず、むしろ色のおかげで地図が見やすく情報が分かりやすい!(重要なことなので2回目。)眺めているだけでワクワクする地図です。

さて、実際の紙版の商品は、折りたたまれたA3x4サイズの1枚の地図用紙と、地図で紹介されているスポットに関する詳しい住所等が記載された小冊子のふたつが入っています。

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地図が載っている紙は1枚なのですが、その1枚の紙にエリア別の数種類の地図と、交通方法などお役立ち情報が書かれています。私はバンコク版とチェンマイ版の2つを購入したのですが、例えば、チェンマイ版でしたら、まず裏一面にチェンマイの中心部とコメントが書かれています。表は3つに分割され、1つはチェンマイの中心部の中心である旧市街の地図、チェンマイ中心部近郊についての地図、ナイトバザーについての地図が載っていました。バンコク版も似たような作りです。この地図はかさばらないので、持ち運びにもぴったりでした。

お役立ちWebサイト&App

定番の観光サイト&アプリ

行政機関が運営している観光客向けのホームページや

www.thailandtravel.or.jp

トリップアドバイザーも参考になります。

www.tripadvisor.jp

とくにトリップアドバイザーは、言語設定で英語等日本語以外の設定に変更すれば、さまざまな国籍の人のレビューを見られます。同じ場所を訪れても人によって考える観点が違うんだなー、とか、いやでも結構みんな同じこと考えているな、とか分かって面白いです。また、行った場所を記録したり、関心のあるスポットをリストに入れることができたりするのも、お役立ちポイントの1つでしょう。

Netflixを使って、旅先でしか見られない作品を鑑賞しよう!

海外旅行の際、行き先でNetflixに繋ぐことが好きです。使われるVPNが変わることで、その国版のNetflixにアクセスできるからです。日本版Netflixでは公開されていない、その国のオリジナル作品も見ることができます。

私は今回のタイ旅行で

を見ることができました。

訪問先の国で製作された作品の鑑賞は、訪れた国・地域の風習や社会問題、文化をもっと理解することへの助けになると思います。長くはない滞在であっても、その国で生きる事がどういう風になるのかを味わえる感じ。

記録媒体としてのガイドブックや観光情報アプリ

どんなに事前に情報収集をしたって、行ってみて知ること分かることの方が多いかもしれません。しかしガイドブックやアプリは、情報収集という機能に加えて、旅の感想や状況の記録という機能も果たしてくれます。旅行前に気になる点を書き加えたり、帰ってきてから行った場所のマーキングや感想をメモしておけば、いつでもその時を振り返ることが出来るからです。このように、自分オリジナルのガイドブックや地図にしていくの、楽しくないですか?ガイドブックや旅行用アプリは調べるだけでなく、記録を残すという価値も持っているんだな、と今しみじみ思っています。だから私は、旅行前にガイドブック等をつい買ってしますし、最近は専らトリップアドバイザーに行った先の口コミを書くことにはまっています。

あと当然のことですが、情報の質・信頼度の吟味は重要です!とくに口コミ等のインターネット。口コミはサンプル資料のひとつ、という心持ちで読むのがいいと思います!自分でアプリを推薦したり、口コミやブログ書いてるくせに言うのもアレですが、まあとにかく情報の扱い方はこれからの大きな課題の1つですよね。

では、Have a nice trip!!!

 

 

びじゅチューンとさくらももこさんが学校に行きたくない気持ちを代弁してくれている。

学校に行きたくなかった。

ここ数年で、9月が近付くと、新聞・テレビなどに夏休み終了に関する問題が上がるようになった。少なくとも、私が現役高校生(2011-2013)の頃より目につくようになったと思う。それもそのはず、8月31日問題は2014年頃から認識され始めたようだ。2018年9月1日土曜日の中日新聞朝刊6面を読むとと、文部科学省が2014年に発表した「不登校に関する実態調査」をきっかけに、「新学期と子どもたちの危機」が社会問題として扱われだしたことが窺える。

 

かくいう私も、義務教育期間中は常に、学校を休みたい気持ちで一杯だった。もちろん、夏休みが終わる時は最悪。毎年、今年みたいに8月31日が金曜日で9月1日2日が土日だったらいいのに、と思っていた。(でもよく考えると9月3日からいきなり1週間フルで通わなきゃいけないから、それもそれでリハビリできず大変よね)

学校に行きたくない理由は何だったのか。それは、

びじゅチューン!

「平熱でうらめしや」

youtu.be

さくらももこのエッセイ『まる子だった』の中の「休みたがり屋」

honto.jp

で述べられているものと等しい。「平熱でうらめしや」の冒頭で主人公が言う「読んでいる本が今よいとこで、学校に行きたくないモード」や「休みたがり屋」p.98の「単に学校よりも家の方が好きだったのである」というマインドだ。こういう精神・考え方が基盤にあるため、学校を休みたかったし、ほぼ全てのことに対してサボりたい気持ちが湧いてくるのだ。別に、ひどいいじめに遭っていたなど、人権問題に巻き込まれていたわけではない。学校生活をそれなりに楽しんでいた方だ(図書館のおかげで)。単に、私の中で、マンガ本映画ドラマ鑑賞等の娯楽作品鑑賞の優先度や価値が、学校生活のそれらより高かっただけなのである。

でも、娯楽作品鑑賞の優先度が高かったことには、学校生活を面倒臭いものだと捉えていたことが関係している。面倒臭いと思った要因の殆どが、義務教育期間中のものなので、少しその過去を振り返ってみる。 

小中学校

人間関係だ。兎にも角にも人間関係。陰キャラとか主導権を握った女の子とか排除とか、そういうこと。私は元来「同い年は皆んな友達〜♪」精神を持った女の子だったが、小学3年生の時に、実際はそれは脳内お花畑な考え方であり、義務教育子ども社会にもヒエラルキーがしっかりと存在することを自覚した。重松清作品の世界が広がっていたのだ。でも、私は再び脳内お花畑思考を発揮する。こうした人間関係のゴタゴタが起こるのは、皆んなの精神が発達途中の敏感な時期であるためだ・高学年になったら成熟して仲良くできるようになる、と考えたのだ。勿論そんなことはなかった。中学卒業するまで、私はこのお花畑的理想と現実のギャップに溜息を吐き続けていた。こうした状況下でも学校をそれなりに楽しめたのは、好きな先生方がいたからだ。性的な魅力に溢れていて好き、という意味ではない。知的好奇心を刺激する授業を展開してくれる先生がいたからだ。面白い授業を聞きたくて、学校に行った。

今23歳になって、人間関係ギスギスの原因の全てが、当時の児童・生徒にあるわけではない、と思うようになった。私は普通の地元の公立小中学校(治安悪め)に通っていたので、そこには、いろんな層の家庭があった。そうした社会の現状が凝縮された世界が、学校のクラスだった気がする。また、自分を省みるようになった。私だけが傷ついていたわけではない。私も誰かを傷つけた。先程「人権問題に巻き込まれたわけではない」と書いたが、自分自身で認識していなくても、私も誰かの人権を損なう行動を取っていたと思う。

まあ振り返るべきことはあるが、同時に、あの時自分はしんどかったというのも事実である。

 高校以後

高校と大学は、義務教育中に比べて、学校に行きたくない気持ちが格段に減った。第一に、通いたい学校を自分で選ぶことのできる環境に私が置かれていたためだ。自分が行きたい所を選べる自由(それに見合う努力も必要だったけれど)に加えて、自分の理想を周りに押し付けることをやめた。期待をしないようになったのだ。そのかわり私も、協賛しない他人の理想には付き合わない。

あとは、「休みたくない!」と思う機会が増えたことも関係している。これが義務教育期間中との1番大きい違いだ。休みたくない理由には、ネガティブなものとポジティブなものがある。ネガティブな理由は、「ここに出席しなかったら後からまずい事が起こる、、」とか「私がそこにいなきゃ事が回らない!」など、休めない状況から来るものだ。反対にポジティブな理由としては、「この先生の授業は絶対聞きたい!」といったものや「今日は学校でこの子と絶対にお喋りするの!」みたいなのがある。

それでも、長期休みの終わりは憂鬱になる。だが、今の憂鬱さは学校のヒエラルキーや人間関係から来るものではない。休みが終わるごとに、時間の経過・学生生活終了の足音を感じるから、永遠に休みであってほしいと思ってしまうのだ。というのが、きちんと表現できる理由で、主の「特に深い理由はないけど何か面倒いしダラダラしとりたいから学校始まってほしくない」に起因する。

 これから

まあこんな感じで、振り返ってみると常に、様々な理由から休みであってほしい願望を抱き続けている。きっとこれからも私は、特に明確な理由がなくても、「ああ、学校行きたくない」「ああ、仕事めんどくさい」「サボりたい」とか思い続けるだろう。

現時点の考えだが、歳を取るとサボれない状況が増えて来る気がする。なので小・中・高生の時にもっと好きなだけサボっておけば良かったな、とも思う。

とりあえずココに連絡してみると良いかもしれない!

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中日新聞2018年9月2日日曜日朝刊1面より